龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターのお手伝いで、盲ろう者の方と支援者の方でグループワークをするという取り組みで、ファシリテーターをさせていただきました。
盲ろう者というのは、視覚にも聴覚にも障害がある方です。コミュニケーションの方法は手を重ねて点字で伝える指点字や、手を触って手話で伝える触手話などがあります。
先天性の方もいらっしゃいますし、もともとは視覚障害だけだった方が、加齢とともに目も見えにくくなった場合や、逆もあります。
全く見えず聴こえない状態の「全盲ろう」
見えにくく聴こえない状態の「弱視ろう」
全く見えず聴こえにくい状態の「全盲難聴」
見えにくく聴こえにくい状態の「弱視難聴」
の4つに大別されるそうです。
私も普段は接点がないので、いろいろ勉強をさせてもらいながらのかかわりになります。
今回は、グループワークを設計された方が、事前の打ち合わせで「通訳しながらゆっくりなので、もしかしたら、遅いなと感じる人が出てくるかもしれません」と言われていましたが、「通訳しながらゆっくりするもの」という前提が共有されていたので、まったく問題なくたくさんの意見が出て模造紙いっぱいになりました。
よかったです。
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